演題募集

(臨床研究発表・研究サポート・事例スーパーヴィジョン)

IADP第27回年次大会では、以下のプログラムに関して演題を募集します。

プログラム 発表日時
1
臨床研究発表(口頭発表)
2023年11月4日(土) 9:15-10:45
2
臨床研究発表(ポスター発表)
2023年11月3日(祝) 12:45-14:00
2023年11月4日(土) 12:15-13:45
のいずれか
3
研究サポート
2023年11月4日(土) 9:15-10:45
4
事例スーパーヴィジョン
2023年11月5日(日) 10:00-11:30

○ 演題発表 申込手続

発表を希望される方は、下記のリンクより「演題登録申込書」をダウンロードし、必要事項を記入して、大会事務局までメールもしくは郵送、ファックスにてお送りください。

○ 発表までのスケジュール

内容 日程
演題登録申込書の提出
2023年6月21日(水)まで(延長)
「研究発表要項」および「発表要旨テンプレート」の送付
(演題登録用紙提出後、1週間以内に送付)
発表要旨の作成・提出
2023年6月30日(金)まで
発表要旨受理の審査
審査結果の通知
発表要旨提出後、約2週間〜3週間
最終発表要旨の提出
2023年8月31日(木)
当日発表

○ 臨床研究発表 演題募集

「事例報告」「事例研究」「リサーチ」の3形式に分けて、以下の臨床領域およびテーマの臨床研究発表(口頭発表・ポスター発表)を募集致します。

【事例報告・事例研究】

力動的心理療法実践の事例報告・事例研究の積極的な発表をお待ちしております。心理療法の営みは事例研究そのものであり、事例をまとめることが心理療法能力を高めることに繋がります。

【リサーチ】

力動的心理療法の学会におけるリサーチ研究として、本大会では事例研究への展開、事例研究からの展開が期待されるリサーチを特に募集いたします。例えば、

  1. 事例研究の基礎研究に資するリサーチ
  2. 事例研究の変数の特定化につながるリサーチ
  3. 事例研究の妥当性の検討に資するリサーチ
などがこれに当たります。

※ なお、各部門の申込受理の可否については大会査読委員会で決定いたします。

※「事例報告」「事例研究」「リサーチ」3 形式の詳細については、以下の研究発表要項を参照ください。

臨床研究発表要項2023(PDFファイル)

本大会で特に募集したいテーマ

  • 欲動展開:欲求・意志・自我自律性
  • ひきこもり(物理的・精神的)・シゾイド力動
  • 家族の凝集性・家族の病理
  • 依存:ゲーム・薬物・アルコール・暴力など。
  • 適応問題(内的適応・外的適応)・適応障害
  • グループセラピィ:子ども・思春期・青年期

○ 「研究サポート」 発表者募集

第 27回年次大会では、昨年度に引き続き、臨床研究発表の時間に並行して研究初心者のための「研究サポート」の枠を設けます。「研究サポート」では、研究を始めたい臨床事例の面白いと思ったやり取りの切片から、事例の理解を進め、どのように研究を始められるのかの手助けを得ることができます。事例の特異性を明確にすることや、治療的変化に関わる変数の整理、研究テーマの特定化を助けてもらいましょう。

この研究サポートを起点に、次年度以降 の IADP年次大会での事例報告・事例研究へとつなげてください。臨床経験年数は問いません。研究を始めたいが、どのように始めていいかわからない研究初心者の方のための「研究サポート」です。ぜひご活用ください。

本大会では1人60分、2 名の研究サポートを募集します。

<申込み受理後の流れ>

以下の様式に沿って2点資料を作成し、事前に提出してください。(抄録には掲載しません。)

  • 事例概要(定性データ・主訴・問題・臨床像・家族構成・来談経緯・事例経過・処方のオリエンテーション・取り組みたい研究テーマを含む)を日本語で1000字以内で作成してください。
  • 発表事例について、発表者が面白いと思う場面・事例に特徴的な場面・事例の力動的特徴を表している場面について、面接や対話の逐語(最大10やりとり程度)を作成してください。

注:発表者は、事例の発表について、該当関係団体の倫理規定、法律に則って準備を進めてください。不明な点がありましたら、大会実行委員会学術プログラム委員会にお問い合わせください。

○ 事例スーパーヴィジョン 演題募集

国内・海外のマスターセラピスト、第一線で活躍するセラピストによる事例スーパーヴィジョンを受けたい方を募集します。以下のスーパーヴァイザーのキーワードを参考に、希望スーパーヴァイザーをお選びください。募集人数は、各先生1事例となります。発表は日本語もしくは英語のいずれかをお選びいただきます。海外のセラピストからスーパーヴィジョンを受けたい方は、通訳がつきますが、英語でのご発表を歓迎しております。

なお、発表要旨はスーパーヴァイザーに事前にお渡しするために作成いただくものです。抄録集にはタイトルと発表者、発表者のご所属のみを掲載いたします。

スーパーヴァイザー

スーパーヴァイザー名 専門性
1
牛島 定信 先生(市ヶ谷ひもろぎクリニック)
力動的精神医学、精神療法、パーソナリティ障害、うつ病など
2
セス・アロンソン先生(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所)
思春期・青年期・集団精神療法など
3
ラルフ・モラ先生(個人開業 / メリーランド大学)
力動的心理療法、子ども・家族、PTSDなど
4
能 幸夫 先生(湘南病院相談室/PAS心理教育研究所/学会理事)
精神医療における力動的心理療法、集団精神療法、精神病、セルフケア
5
橋本 和典 先生(国際医療福祉大学/PAS心理教育研究所・学会理事)
力動的心理療法、集団精神療法、危機介入、災害PTSD

※ 海外のセラピストをお選びいただいた方は、日本語で発表する場合でも発表要旨は英語で作成していただきますのでご留意ください。英語での発表要旨作成に関してご心配な点がございましたら、大会事務局までご相談ください。

※ 「事例スーパーヴィジョン」の詳細については、以下の発表要項を参照ください。

事例スーパーヴィジョン発表要項2023(PDFファイル)