大会プログラム

大会1日目:2023/11/3(祝)

9:15〜

受付

9:45〜10:00

開会式

10:00〜11:15
大会会長講演

「力動心理学における意志」

講演:花井 俊紀(PAS心理教育研究所・吉祥寺心理教育研究所・大妻女子大学非常勤講師)

人は自分の求めるものを現実の中で手に入れ、自らを充足させて生きている。我々が生きる現実はいつも我々が望むように動いてくれるわけでなく、むしろ望むように動かないことのほうがほとんどであり、求めるものを手に入れることを困難にさせる。…<続きを読む>

11:30〜12:45
大会基調講演

「“我慢できないんだ、依存症なんだ” 真か偽か?」

講演:ラルフ・モラ(個人開業/メリーランド大学教授)

この講演は、行動化や依存症を表す患者に対する心理療法における意志の果たす役割に焦点を当てる。古典的フロイト派の決定論的な観点に反対し、両立主義を支持する議論が展開されるだろう。後者は、…  <続きを読む>

12:45〜14:00

昼食/ポスター発表

14:00〜15:15
教育講演

「私のカウンセラー修行」

講演:村山 正治(九州大学名誉教授・東亜大学客員教授)

15:30〜17:30
大会全員参加力動的心理療法ワークショップ

「事例性と疾病性:事例性成立に向けての面接展開」

コンダクター:小谷 英文(PAS心理教育研究所理事長/国際基督教大学名誉教授)

マスターセラピスト(デモンストレーション):ラルフ・モラ(個人開業/メリーランド大学教授)

コメンテータ:
セス・アロンソン(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所)
牛島 定信(市ヶ谷ひもろぎクリニック)

近年、来談するが事例性が成立せず心理療法契約をすぐには結べない患者が少なくない。助けを求められない、何を助けてほしいのかはっきりしない、自分には問題はなく周囲の人間に問題があると訴える、助けは必要としているが助けを拒否するといった人々である。事例性(caseness)とは、…  <続きを読む>

大会2日目:2023/11/4(土)

9:15〜10:45

臨床研究発表

11:00〜12:15
エドワード・ピニー記念講演

「世代を渡す橋:スラヴソンからシャイドリンガーへ、そして今日へ

講演:セス・アロンソン(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所ファカルティ)

青年を対象とした療法としては、経験的に集団療法が最適のものとしてその効果が証明されてきた。子どもや思春期の集団療法の歴史を、S.R.スラヴソンの指揮下でニューヨークにおいて行われていた最早期を発端に描いてみよう。….<続きを読む>

12:15〜13:45

ランチタイムセッション/ポスター発表

13:45〜17:45

訓練ワークショップ

力動的心理療法を始め、臨床実践に役立つ理論・態度・面接技術を学び鍛えることのできる7つの訓練ワークショップを用意しています。

18:30〜20:30

懇親会「Dynamic Dinner」

会場:上海庭 九段南店(東京都千代田区九段南3-2-12 上海庭ビル)

参加費:5,500円

IADPの懇親会は、単なる形式や社交の場ではない、ダイナミックなグループである。…<詳しく読む>

大会3日目:2023/11/5(日)

10:00〜11:30

事例スーパーヴィジョン

スーパーヴァイザー

  • 牛島 定信 先生(市ヶ谷ひもろぎクリニック)
  • セス・アロンソン先生(ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所)
  • ラルフ・モラ先生(個人開業 / メリーランド大学)
  • 能 幸夫 先生(湘南病院相談室/PAS心理教育研究所/学会理事)
  • 橋本 和典 先生(国際医療福祉大学/PAS心理教育研究所・学会理事)
11:30〜12:45

昼食/理事会

12:45〜13:45

総会

IADP会員はご出席ください

13:45〜15:45

全体ケースセミナー

コンダクター:小谷 英文(PAS心理教育研究所 理事長/IADP理事長)
事例提供:花井 俊紀(吉祥寺心理教育研究所/大会会長)

IADP年次大会のクライマックスが全体ケースセミナーである。一つの事例(ケース)を参加者全員で検討し、そのケースを前に進めることに挑戦する。参加者は、…<続きを読む>

15:45〜16:00

閉会式